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【福岡発】住宅ローンは悪?怖いもの? そんなことはありませんが…。

家を買おうと思ったとき、全額キャッシュで買う人はほぼいません。大方の人は、住宅ローンのお世話になります。今の時代、カードで分割後払いというのは普通のように感じますが、買い物と同じ感覚で、住宅ローンを甘く見てはいけません。

 

なんといってもお付き合いする年月が無茶苦茶長いです。人生で一番大きな買い物と言われるだけに、借入額も大きいです。果たしてこの長い年月を無事に返し続けていけるだろうか…という視点が大切です。

今は大丈夫そうでも、子供はぐんぐん成長し、やがて教育費のピークがやってきます。車や家電は買い換えの時期を迎え、綺麗だった家も補修が必要な時がやってきます。そんな山や谷を乗り越えつつ、住宅ローンを返し続けていけるかどうか、そこを考える必要があるのです。

 

何も見えないと不安ばかりが募ります。なので、これから先のお金の出入りを予想して「見える化」するのです。そこを押さえたうえで、住宅ローンの借入額はいくらまでいけそうか、何年で返すべきか、生活の余裕はどのくらいありそうか、そのためにはいくらぐらいの物件を探すべきか…など順番に考えていきます。

 

予算のラインがはっきりすれば、その予算内で希望にあった物件について比較検討すればよいので、力強く前進することができますよ。中古戸建住宅の場合、立地による資産価値に物件価格は左右されることが多いので、自分の予算に見合った場所や環境を選択し、物件検索を進めると良いでしょう。その際、福岡市内に限らず近郊の行政区も視野に入れると、選択の幅も広がりますよ。

 

やみくもに恐れる必要はありません。買おうと思った今こそ、買うべき時なのです。