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【福岡発】住宅ローン(変動金利)のこれからの動きが気になります。

変動金利の不安定さ

住宅ローンを組む場合、毎月の支払額を抑えるためには、できるだけ低い金利のものを選択するのがベストです。原則的には固定金利よりも変動金利の方が断然低いので、変動金利の住宅ローンを組む人が増えています。

 

でも、その低い金利は、返済期間の途中でどうなるかわからないという危うさを秘めています。経済は、良くなったり悪くなったりするものですから、金利も、下がりっぱなしや上がりっぱなしは有り得ないのです。ここ数年低金利が続いていますが、これから上昇基調に転じるのは間違いないでしょう。ただ、それがいつなのか、どのくらい上昇するのか、誰にもわからないのが怖いところです。

 

じゃあ、固定金利の方がいいわけ??

怖がり過ぎると必要以上に心配になってしまいますよね!? 「性格上、この不安定さがどうしても受け入れられない!」という人は、いっそ全期間固定金利の住宅ローンを選択した方がいいかもしれません。かく言う私もそうでした。堅実さを絵に描いたような全期間固定金利、その当時は「フラット35」という名称ではありませんでしたが、「公庫利用」は誰もが資金計画の際に想定する王道の住宅ローンでした。

 

でも、変動金利の方が低いのなら毎月の返済額は確実に下がりますから、「どっちにしようかなぁ」と迷っている人にとっては、「絶対固定にしとかないとダメでしょ!」という気持ちにはなりませんよね。なんとなく変動金利を選択するというのは良くありませんが、将来的な金利上昇にも耐えられる家計であれば、変動金利を選択する方がお得なのかもしれません。

 

現実的な上昇額を確認してみては?

将来の金利変動については、専門家であっても予測しきれるものではありませんから、私たち素人があれやこれや考えてもぐるぐる思考の渦にはまるだけなので意味ないかも!?そこで発想の転換です。本当に知りたいのは、変動金利が何パーセントになるかということではなく、毎月の返済額がどのくらい増えるのかということですよね。それによって家計は問題なく回るのか?が重要なはずです。ならば、金利のことをあれこれ考えるのではなく、「我が家の家計の許容範囲はどれくらいか?」という視点で考えてみると随分スッキリします。

 

スタート時は1%程度だった金利が、5年後に0.5%上昇したらどうなる?10年後、更に1%上昇した場合は?銀行のホームページ等でシミュレーションしてみると、不安が少し薄れるかもしれませんね。