ライフプランニングとキャッシュフロー表
「ライフプランニング」という言葉をご存知ですか!?
簡単に言うと、自分と家族の将来像やその時々の夢や希望を未来年表に落とし込む作業のことを指します。また、そのプランに基づき、将来必要となるであろう資金額(独立開業資金、学費、住宅購入資金、老後の生活費など)を推測し、収入と支出の推移を確認するために作成する資料を「キャッシュフロー表」といいます。これらの資料を基に、必要資金をどのように調達するか、将来設計を変更する必要があるかどうか、などを考えて、将来に備えるための具体的な改善策等を検討することが非常に重要なのです。
現在から未来に渡るワークライフバランスの実現
最近では仕事をしながら子育てや介護をする人が増えており、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を重視する人も増えているようです。「仕事は暮らしを支え、喜びをもたらすもの」とも言われますが、充実した生活があってこそ、仕事への活力が得られるものでもありますので、マイホーム購入はライフプランを考え、将来を見通して計画を立てるいい機会であると言えます。
ちなみに、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉は「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを表しているそうです。
今を楽しく生きる事は勿論大切ですが、10年後、20年後の自分と家族の姿を想像する事で、夢の実現や目標達成について、具体的に計画することができるようになるかもしれません。あるいは、漠然と抱いていた不安に対しては、数字で危険度合を確認し対策を立てることが可能となり、自信につながる結果になることもあるでしょう。
シミュレーションを重ねて自らの進む道を見定める
所詮は数字の綾だと言う人もいますが、ライフプランニングやキャッシュフロー表を何パターンも作成し、シミュレーションするだけなら誰の迷惑にもなりません。何の検証もせず、何となく買えそうだからという理由でマイホームを購入すると、後で大変なことになるかもしれません。なにせ大きな買い物ですから、ちょっと計画がずれただけでも、生活に及ぼす影響は計り知れないものがあります。
子ども達を育て上げ、楽しい老後を迎えるためにも、マイホーム購入を成功させる必要があるのです。