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【福岡発】自分は本当に家を買っても大丈夫なのか??

お片付けと貯蓄の関係

先日、朝の情報番組で、「なぜかお金がたまらない人の共通点は、ズバリ、家が散らかっていること!」と有名なFPさんが断定していました。

 

確かに…私もそんな気がします。片付けができていない状態というのは非常に無駄が多い状態だと思うのです。まず、物が定位置にないということは、必要な時にすぐ使えない、もっと言えば、探すのに時間がかかる、切らしているのかストックが見つからないだけなのか、その判断もつかない。ということは、買い足すべきなのかどうかさえもわからないということです。

 

結果、無駄な買い物が増えたり、有効なスペースが侵食されたり、いいことは1つもありません。

 

そんな状態でも家を買う??

長らくひとところに住んでいると、なにかと物が増えていくのはよくあることですが、その番組で取り上げられていたのは新築戸建住宅に住む40代サラリーマン家庭、散らかし盛り?の小さなお子さんが二人いるものの奥さんは専業主婦、なのに、お世辞にも家が片付いているとは言えない状態です。

 

それはまぁいいとして、私が驚愕したのは住宅ローンの返済月額です。手取り30万の収入から、毎月8万8千円を支払っているのです。しかもボーナス払いもあるとのこと。毎月の返済額だけを考えても手取りの29%超!ボーナス払いがいくらなのかはわかりませんが、返済負担率ギリギリで組んでいるのでは?と心配になります。

 

家が散らかっていることが原因なのか、無駄な買い物が多いようで、毎月の赤字をボーナスで補填して凌いでいるようです。それでも、家を買うまでは貯金できていたボーナスの残り分がありましたが、家を買ってからは、そのわずかな残り分もボーナス払いと固定資産税に消え貯蓄は進んでいない様子。無情にも、このまま行くと貯蓄残高はあと数年でマイナスになるとの予測が…。

 

家だけじゃない!人生にはお金が必要です。

貯蓄残高が右肩下がりでマイナスに突入するグラフをみると恐ろしくなりますが、家計を見える化することは非常に意味のあることです。改善のためには、まずは現状と向き合うことが不可欠なのです。残高がマイナスということは、平たく言えば借金をして生活しているということ。家を手放し生活を縮小する必要性も出てくるかもしれません。

 

家を買ったあとも生活は続いていきます。そして、子供の教育費や老後の生活費など、支出が収入を上回る時期が必ずやってくるのです。自分が決断したマイホーム購入が、将来にわたって成功だったと思えるように、今こそ一生懸命考える必要があるのです。