新型コロナウィルスに関する報道が毎日のように行われています。今までは、自分の身の回りに具体例がないのでピンとこないまま日常生活を送っていましたが、ここにきて、日本全体が大きな転換期を迎えていることを実感しました。
イベント自粛の要請に応える形で、参加申し込みしていたシンポジウムや講習会が中止になったのです。そのうちの一つは会場が東京だったので、随分前から航空券やホテルを手配していたのですが、昨日中止の連絡を受けてキャンセルの手続をとりました。一週間前にホームページを確認した時には、予定通りに開催するとのことだったのですが、致し方ありません。
もう一つの講習会はWEBセミナーに変更するとのこと。確かに、臨場感には欠けるかもしれませんが、テキストを事前送付しWEBで講義を視聴できる環境を整えれば、講習会参加と同等の成果が得られそうです。
今の世の中、ネットで注文すれば全国各地の特産品を購入することができます。その場に赴かなくとも欲しい物が手に入るのです。同じように、WEB回線でつながれば、みんなが一堂に会せずとも情報や知識を共有することも可能です。
不動産業界にもIT化の波が押し寄せています。長い間アナログで管理されてきた情報をデジタルに置き換える作業を進めることにより、情報を一元管理できるようなシステムを構築し社会資産として活用しようとしています。また、バーチャル内覧やIT重説を利用することで効率的な営業活動を促進し、お客様の満足度向上に貢献する動きも出てきています。
まだちょっと想像がつきませんが、いずれは、現地に行くことも対面で確認しあうこともなく、不動産取引が完結する時代がやってくるのかもしれませんね。
物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」です!
対面相談が何故大切なのか、わかりやすく説明した動画です。是非ご視聴下さい。