最近問題になっていた口コミサイト。私もそうですが、外食に行こう！ってことになれば、必ず事前情報を得るためにこのサイトを開いて見てました。ジャンルごとのランキングやお店の様子、行ってみた人の感想など、実際にそのお店に行く前から具体的に想像できるので、ある意味では重宝します。
ただ、注意しなければならないのは、そこにある口コミや星の数は主観によるものであり、自分に合うかどうかは自分がジャッジしないとわからないということです。
食べ物に限らず、化粧品でも電化製品でも、その商品を購入して使ってみた人の感想が掲載されています。食べ物や化粧品については、個々人の味覚や肌の状態に左右されるものなので、口コミを信じて食べたり使ったりしてみたものの、口コミほどではなかったなぁという結果に終わることもよくあります。
でも、電化製品の使い勝手や使用感などについてはとても参考になります。通常、売る側の情報公開はいい点を強調したものが多く、劣っている点をわざわざ明らかにして注意喚起してくれるようなものではありませんから。その点、実際に使用した人の感想は、購入する前に抱いていた合格ラインに対してどうだったかという結果なので、それより上のこともあれば下のこともあるわけです。
色々な人の書き込みを読むことで、自分でも気づかなかったポイントに対して、自分はどうなんだ？と考えるきっかけを与えてくれます。
ネットで何でも検索できる今、あらゆる業界にポータルサイトと呼ばれるものがあります。ポータルサイトとは、閲覧者が目的の情報に行き着くため最初にアクセスする入口のような役割をもったウェブサイトのこと。一般的には広告収入をベースに運営されているものです。
不動産業界にも建築業界にもそれはあります。広告料をもとに様々なコンテンツを織り交ぜて閲覧者の相談を受け付け、物件や業者を紹介するようなサイトです。閲覧者にとっては、参考となる情報を無料で提供してくれるので、正にその業界の入口として重宝することでしょう。
ただ、そこで紹介された物件の掲載主や建設業者は、ポータルサイトの運営会社に広告料を支払って、顧客との出会いを提供するというサービスを受けている人たちです。信頼に値するかは自分で確かめる必要があるのです。
出会いはお金でお膳立てされるものではなく、自分で求めて選びとるものですよね。ラーメンが口に合わなかったぐらいなら諦めもつきますが、例えば大事な家のリフォームについて、相性が合わない違和感を抱えたまま工事の仕上がりに納得がいかなかった場合など、その業者に依頼したことを後々まで悔やむことになるでしょう。
スタートが肝心です。くれぐれも相性確認を怠りなく！
