不動産市場の動き
新型コロナウィルス感染予防のため、外出の自粛が叫ばれています。マイホーム購入を成し遂げるためには物件の内覧は不可欠なわけですが、自粛要請の影響でその動きが鈍化しています。感染の可能性がある以上、人と接触することは極力避けるべき時期なのですから仕方ありません。
内覧がストップすれば売れる見込みが立たないわけですから、通常の反応から言えば値下がりする可能性が出てきます。ただ、今回の場合は、物件が高すぎるとか魅力がないとか、そういう理由ではないわけなので、値下げの動きは起こりにくいものと考えます。逆に、このような停滞がいつまで続くか分からない中、悶々と売却活動を継続するよりは、一旦売却を取り下げて、市場の動きが戻るのを待とうという考えに売主の気持ちが変化してきます。買主側も、物件が品薄状態にある中、無理に買うのは得策ではないと判断する方が賢明です。
皮肉にも、優良な中古物件が出揃うかも
また、今回の休業要請や会社の経営不振による賃金カットなどが原因で、住宅ローンの返済が滞り、自宅を処分せざるを得ない人が少なからず出てくるのではないかという話もあるようです。
決してそれを望んでいるわけではないのですが、今現在でも、5年や10年で売りに出ている物件があることを見れば、購入計画に無理があったのではないかと思わざるを得ません。そのようなギリギリの状態で住宅ローンを抱えれば、生活環境が少し変化しただけでもその負担に耐えられなくなることは簡単に想像できます。今回の混乱がその引き金になる可能性だってあるわけです。
そうなると、中古住宅市場には築浅の優良物件がでてくる可能性もあり、マイホーム購入を計画中の人にとっては、より多くの選択肢が市場に出揃うということになります。
でも、その前には綿密な準備が必要
「自分にとって最適な物件を選び取る」という最高の結果をもたらすためには、資金計画や要望整理など、綿密な計画段階を経ることが不可欠です。今、動けないというこの状況を最大限に利用して、情報収集に努め、整理し、自分の進むべき道を確認することが何よりも大事なのです。
不動産は唯一無二!早いもん勝ちの世界です。間違いなく自分の気に入った物件を手に入れるためにはどうすればいいか、わかりますか??
「準備を整えて冷静に比較検討し、いざという時にスタートダッシュする!」これに尽きます。但し、「急いては事を仕損じる」可能性がありますから、「転ばぬ先の杖」の準備は欠かせません。
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物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」です!
対面相談が何故大切なのか、わかりやすく説明した動画です。是非ご視聴下さい。