ふと目にしたネット記事に、「確かに、そうだわぁ~」と思えるような事が書いてありました。
いざという時のために貯金することは非常に大切なことだと、以前コラムにも書きましたが、世の中には貯金が上手な人とそうでない人がいるようです。収入が多い人が皆たくさん貯金できるわけではありません。たくさん使えるお金があると、生活レベルも知らず知らずのうちに上がってしまうこともあります。貯蓄は収入から支出を差し引いたものなので、例え収入が多くても、同じように支出も多ければ貯蓄は増えていかないのです。
「コーヒー」「スマホ」「コンビニ」は中毒に陥りやすい??
その人の見解によると、富裕層の行動を逆に考えればよくわかるみたいです。つまり、彼らの生活様式が貯蓄のスピードを上げ、結果富裕層に至ったという考え方です。
お金が貯まらない人の特徴で特筆すべきものは三つ、
(1)毎朝、通勤途中にコーヒーショップでコーヒーをテイクアウトする
(2)スマートフォンを所有し、毎日使っている
(3)会社帰りに、用事がないのにコンビニに毎日立ち寄る
とのこと。
「わかる~!」と思わず声に出して言ってしまった…。(1)はテレビドラマでもよくあるシーンですよね。コーヒーにしてもコンビニスィーツにしても、本人がそれを欲していて、お金が減ることを意識しながら買っているならいいと思うのですが、毎日繰り返される(1)~(3)の行動は、無意識な浪費を助長しているだけなのかもしれません。
将来の心配ばかりして今を愉しめないのはいけませんが、大して欲しくもないものを買うために、お金を減らす必要はないと思います。自分の生活様式を見直してちょっと我慢するだけで将来の安心を手に入れることができるなら、そっちの方が良くないですか??
正に「アリとキリギリス」ですね。人生が短い前提なら将来の事を考えすぎるのはナンセンスですが、今は人生100年時代ですよ。収入を上げて支出を減らし、その結果、将来の為にいかに貯蓄を増やすか…。今を愉しく生きながらも、将来に備えるという考え方が必要なんですね。