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【福岡発】不動産市場は活況? 中古物件をどう見るかが問われている

ネットニュースを拾い読みしていると、コロナ禍においても首都圏の不動産市場は活況を呈しているという記事を見つけました。特に、中古マンションの成約件数が毎月過去最高を更新中で、価格も前年同月比で5%以上の上昇を続けているとか…。

これはあくまでも首都圏の話ではありますが、福岡においても、コロナの影響で不動産市場の動きが停滞した…という感じはないような気がします。物件について売主側の業者に連絡を入れても既に買付が入っていることも多く、出遅れると買えない状況にあるのではないかと思います。

ただ、これは、人気エリアや価値の高い物件がそうだというだけで、何でもかんでも売れているという訳ではありません。不動産情報を定点観測していると、売れない物件はそれなりの理由があるわけで、価格をじりじりと下げながら、それでも売れないということもあります。世の中的には活況だと言われても、自分の求めるものをきちんと見極めないといけないということですね。

 

そんな中、福岡市内の中古住宅で、以前から気になっていた物件がありました。駅にもほど近く充分な広さもあり、価格も当初から3000万を切っています。数か月たっても成約できず更に100万価格を落としたところで買付が入り、情報から削除されました。

新築でこれだけの立地や広さのものを購入しようと思えば優に4000万以上するのではないかと思います。この物件は築15年程でしたから 「15年落ちの価値下落をどうみるか?」 この捉え方で高く感じるか安く感じるかは変わってくると思います。築15年ならリフォームして再生する価値は十分あると思います。ただ、リフォームにもそれなりの費用がかかりますので、いっそ新築住宅を購入した方がいいのではないか?という気持ちに傾くことも理解できます。

 

どっちが正しいとか正しくないとか、どっちが得か損かとか、そういう比較は不毛です。あなたの考え方と求める暮らしに合った方法をとることが、一番大事なことなのです。 

物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」

 

対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。


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