リ推協から送られてきたチラシ
先日、(一社)住宅リフォーム推進協議会(リ推協)から写真のようなチラシが100部送られてきました。
リ推協とは、住宅リフォームを取り巻く環境を整備し、消費者・リフォーム事業者双方にとって有益かつ健全なリフォーム市場の形成を促進するために結成された協議会です。リフォームの考え方や進め方はもちろんのこと、補助金制度や減税制度に関する情報公開や、その取扱いに関する正しい対応方法など、消費者にとってもリフォーム事業者にとっても役に立つサイトを運営しています。
今回送られてきたチラシの目的は「グリーン住宅ポイント制度」の周知を図ること。そのために、各リフォーム事業者を通じて顧客に配布するように!ということのようです。リ推協のサイトには専用のページもあり、わかりやすい動画も掲載されているのですが、やっぱり「チラシをまく」という方法も効果的ということなのでしょうか?
「グリーン住宅ポイント制度」の注意点
リフォーム事業者の中には、顧客に対してニュースレターを定期的に送付している会社もあるので、それに乗せて送ると工事のきっかけになることもあるかもしれませんね。誰しも、お得情報には敏感なので…。
でもこの制度、条件が結構厳しいんですよ。「お得にリフォームができる!」「上限30万ポイント!しかも条件によっては60万ポイントまで引き上げ!」と聞くと、リフォームなら何でもいいのかと勘違いしそうですが、対象となる工事は限定的で、しかも最低5万ポイント分の工事が義務付けられており、「省エネ・エコ・耐震・バリアフリー」に関する対象工事以外を計画している人にとっては利用不可の補助金制度なのです。
思ったほど普及していないのかも
令和2年12月15日に閣議決定したこの補助金制度、詳細がはっきりしたのは今年になってからですが、思ったより利用する人が少ないのかもしれませんね。期限の延長は今のところ無さそうなので、当初の予定通り、今年の10月31日までに工事契約を交わし、同日までに申請手続きを終えなければポイント発行の対象とはならないようです。工事契約と同時にポイント発行申請ができるケースは限られていますので、通常のリフォーム工事の場合は、工事完了後のポイント発行申請を10月31日までに終えることが必要になります。そのためには、余裕を持ってリフォーム工事の打合せを行い、工事契約を交わして、予定通りに工事を完了させることが求められます。
もう6月ですから、期限まで残された時間はあまりありません。予算が尽きれば前倒しの可能性もありますので、対象となるリフォーム工事を計画している人は、自分で情報を集めて、信頼できるリフォーム事業者に相談することをお勧めします。
物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」
対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。 |