【福岡発】電化製品の買い替え時を考えてみた

 電化製品は普通、10年くらいで買い替え時が来ますよね。毎日お世話になる冷蔵庫や洗濯機など、当たり前のように使っているうちは気になりませんが、ちょっと不調が出てくると、そろそろ買い替え時か？？と不安になります。

結婚して30年余り、今使っている冷蔵庫や洗濯機は何代目なんだろう？と思って記憶を辿ってみました。洗濯機は4代目、冷蔵庫は3代目。ということは、平均10年というのはまんざら嘘でもなさそうです。だけど、うちの冷蔵庫はまだ元気そう…いつ買ったんだろう？と思って家計簿を紐解くと、これが凄いことに16年前！買い替え時はとうに過ぎているのかもしれませんが、今のところ問題なく使えています。

先日、家電量販店に行った時、最近の冷蔵庫ってどうなんだろう？と思って売り場に寄ってみました。

同等品でも15万くらいするようです。売り場の担当者さんは、省エネ性能が格段に上がってるので電気代が安くなる点や、ポイント還元キャンペーン中なのでお得、展示品で良ければ値引きもします！と、営業トーク炸裂です。

そりゃそうですよね、16年前の冷蔵庫なんて彼らにとっては化石のようなもの、ここで買い替えなきゃどうする！と言わんばかりです。

でも、そうやって畳み込むように力説されると、「壊れてもいないのに、今買い替える必要があるのか？」と、否定的な考えが浮かんできます。そもそも買いに行ったわけでもないので。

私が冷蔵庫に求めることは、適切な温度で食品類を保管してくれること、それ一点です。なので、今以上にスタイリッシュな外観も、便利な機能も必要ありません。

ただ、突然壊れて使えなくなると困る…でも、それがいつやってくるかは分からない。多少の不安はあるけど、今は二人暮らしなので、壊れてから考えても大きな問題はなさそうです。いつその時がきてもいいように、お金だけ確保しておけば、数日間はしのげるでしょう!(^^)!

もう一点、買わない決断をしたポイントは、売り場担当者さんの、「どうですか？頼みますよ～お願いします！」という一言です。買うか買わないかは私が決めることです。お願いされて買うわけないでしょ…興ざめした瞬間でした。

ポイント還元やキャンペーン値引きはお得感を醸し出しますが、それにつられて買う決断をするのは避けたいものです。何のために買うのか、買った後どんな風に生活が改善されるのか、それを自分は求めているのか…初心にかえって自問自答し、熟考の末、決断したいものですね。