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【福岡発】金利上昇局面到来⁉ さて自分はどうするか?

低水準のまま横ばいだった固定金利が、2月から上昇に転じました。福岡ではなじみ深い地銀においても、毎月改定される適用金利のチラシを見ると、固定金利は0.15%上昇しています。

 

今のところ変動金利はそのままですが、いずれ固定金利を追うように上昇局面に入る可能性があります。ただ、それがいつ頃でどのくらいアップするのかは誰にも分かりません。

 

固定か?変動か?

住宅ローンを組む際悩ましいのは、固定で組むか変動で組むか、ということです。固定の方が変動より金利は高いです。金利が高いということは、同じ金額を借り入れた場合、毎月の返済額は高くなるということです。借入期間が同じだとすると、金利が高い方が支払い利息の総額は高くなります。と、すると、変動金利の方がお得な感じがしますよね。

 

でも、固定はずーっと同じ金利ですが、変動は上下する可能性を秘めています。現在は低金利が続いていますので、下がる可能性よりも上がる可能性の方が高いと思われます。お得だと思って変動で組んだものの、借入期間のどこかで金利が上昇し、完済した時には固定金利よりも支払い利息の合計が高かった…という、負けパターンを気にし過ぎて悩むわけですね。

 

誰と競争してるの?

ネットには情報があふれています。その情報を取り入れて如何に人よりもお得を手に入れるか、そんな競争に巻き込まれていませんか?

そこには自分がありません。うまく立ち回った他人のやり方が、自分の性格や生活にしっくりくるかは別問題です。事を決断する前に、経験者の感想や情報を得ることは大事なことですが、鵜呑みにするのではなく、自分にマッチするかを考える必要があります。

 

金利の上がり下がりがどうしようもなく気になって不安になるくらいなら、いっそ固定金利を選んだ方がいいかもしれません。総支払額が多少高くなっても、毎月支払う額が一定だという安心感は得られます。

逆に、多少金利が上がっても、返済額の上昇に耐えられる収入や貯蓄があるなら、変動金利を選択してもいいと思います。

 

支払総額が勝負の分かれ目だとすると、完済した時にしか勝負はつかないわけですから、考えすぎるのは不毛ですよね。

金利の上がり下がりに一喜一憂する必要はありません。それよりも、毎月責任を持って返済しつづけられる、そんな住宅ローンが組めるよう、万全な資金計画を練ることが重要なのです。 

物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」

 

対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。


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