世の中にはモノがあふれています。そして、日常生活は買い物の連続です。私たちは、買う、買わないの判断を、どのように行っているのでしょうか??
ある本によると、自分で判断しているつもりが、実は売り手側の巧妙な仕掛けによって、買うことを促されている、そんなこともあるとか…。気をつけるべき人間の心理をいくつか挙げてみます。
「確証バイアス」
買い物をするための情報収集において、知らず知らずのうちに、自分に都合の良い情報だけを集めてしまう現象です。確かに、自分を納得させるために情報収集に力を入れることって、あるかもしれませんね。
「保有効果」
返品無料だからと試しに買っただけのつもりが、手元に届いた商品に無意識の愛着が湧いてしまい、本当に購入すべきかどうかの検証を怠ってしまう… そんなこともあるのでは? 通販によく使われる手法みたいです。
「損失回避」
割引クーポンは使わないと損だと思い込み、強迫観念的に買い物に邁進するケース。これは私も身に覚えがあります!お財布に割引クーポンが眠っていると、使用期限が気になって、それを使うことが目的になってしまうことも…。
「サンクコスト効果」
既に費やしたお金や時間、労力などを「サンクコスト」と呼ぶそうです。人はこのサンクコストを必要以上に重大なことだと思い込み、それを無駄にしたくない、無駄ではないと思い込みたい生き物だとか。元を取りたい気持ちに振り回される感じでしょうか。
でも、私は逆に、お金を支払ったことで安心してしまって、最大限の効果を上げる(使い倒す)ことがおざなりになってしまったことがあります。年払いで契約した子供用の教材など、毎月毎月無駄に溜まっていった苦い経験が(笑)
「計画錯誤」
人は何かの計画を立てる時、必要な時間、お金、労力などに関して、無意識のうちに甘めに計画する傾向があるそうです。計画と実際に錯誤が生じた場合、立ち止まって計画を練り直す賢明さが必要です。
「確実性効果」
事故や病気など、好ましくない事象の確率が仮に0%に近くても、完全にゼロでなければ、実際の数値以上に高い確率で起こるのではないか、と考えてしまう心理のことです。未知の確率ですから0も100もないはずですよね。ただの可能性の問題です。
マイホーム購入も、買い物の一つです。但し、他の買い物とは比べ物にならないほど大きな買い物です。上記のような無意識の心理に引き込まれそうになっていないか、第三者の話を冷静に聞くことも大事なことだと思いますよ。言葉巧みな売り手側とは違う視点を持った第三者が、あなたの味方になってくれることもありますから!(^^)!
物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」
対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。 |