固定資産税は地方税です。今年も固定資産税のお知らせが志免町役場から届きました。固定資産税は、毎年1月1日に土地・家屋を所有している人が、その固定資産の評価額に応じて納める税金です。
土地・家屋の評価額の見直し(評価替え)は、3年に1度の基準年度に行われます。令和4年度は第2年度(据え置き年度)に当たりますので、令和3年度(基準年度)の評価額を原則据え置くことになります。
が、それなのに、固定資産税が上がってるんです! うちの場合は年間約3000円。どうしてだろう?と思って説明書きをよくよく読んでみると、コロナ対策もあってか、令和3年度の評価替えの際、通常行う税額負担の調整を行わなかったそうです。つまり、本来なら去年上がっていた固定資産税を、1年延期して今年上げました、ということみたいです。
なるほど、計算式に当てはめてみると納得!評価額に変動があった時は、こんな調整がなされているんですね。
去年の今頃、令和3年度の固定資産税のお知らせが届いた際は、家屋は減価償却されて税額が下がっているものの、土地のそれは同じ額だったので、すっかり評価額に変動が無かったからだと思い込んでいました。
賃貸住まいだと無縁な固定資産税。でも、家を買ったら毎年納税する義務が発生します。家屋は減価償却されますのでだんだん負担は小さくなっていきますが、土地に関しては、社会情勢などによって変動することがあります。そうすると、固定資産税も上がったり下がったり。急激な上昇や下落による税のバラつきを抑えるためにも、負担調整がなされるようになっているのかもしれません。
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