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【福岡発】目の前の手取りか、将来の年金か

社会人になって働くのは当たり前! 自分の食い扶持は自分で稼ぐ。

これは何も、独身時代に限ったことではありません。今の世の中、専業主婦という生き方ができるほど、余裕のある人は少ないのではないでしょうか?

結婚は、ある意味、生活防衛の手段です。一人で暮らすよりも二人で暮らす方が、生活費を抑えることができます。二つの単身世帯にかかる費用よりも小さな額で、一緒にゆとりのある生活が楽しめるのです。ただ、その前提は、二人で働いて収入を確保するということ。将来のことも考えれば、片方がおんぶに抱っこという訳にはいかないのです。

 

女性が一生を通して働くためには、その時々の状況に合わせて、働き方を変化させていく必要があります。出産や育児については、昨今の育メンパパがどんなに手伝ってくれても、お母さんが引き受けなければならないことが多いものです。時間は限られていますから、その時期においては、仕事が後回しになるのはしょうがない。会社の制度をうまく利用して、正社員で働き続けられればいいのですが、人によっては、育児を愉しむために退職の道を選び、子供の手が離れた頃に短時間労働者として仕事を再開する、という道を選択する人もいるでしょう。そんなお母さんのお話しです。

 

さて、数年経って育児もひと段落したので、いよいよ仕事を探して収入を得ようと考え始めたこのお母さん。

新卒で就職し正社員として働いていた頃は、支給される給与から社会保険料が天引きされていました。手取りは支給額の約80%、税金も合わせると結構差っ引かれているのが分かります。

 

無駄とも思えるこのマイナス額を抑えられないものか?? 仕事を探しながらそんなことをぼんやり考えます。家事(育児)と仕事の両立を図るために、どのくらい仕事に時間を費やせそうか? どのくらい稼げそうか? その内、どのくらい持ってかれてしまうのか??

そんなことを考えだすと、「働いて安定した収入を得る」という目的よりも、「取られる分を少なくして損をしない」ということが目的になってしまいがちです。その考え方、分かるんだけど、それはちょっと勿体ない。

 

納税は国民の義務ですから潔く納めましょう。社会保険(健康保険、年金)も、安心して社会生活を送るために必要な基盤ですから、要件に合えば払いましょう。特に年金は、「将来の生活費を取り分けて預けている」という感覚で、積み上げていくことが大切です。

損して得取れ! 目先の損得に囚われることなく仕事に打ち込めば、それ以上の得がきっとついてくるはずですよ!(^^)!

物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談先に巡り合うこと」

 

対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。


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