お金に関する街頭インタビューで答える高齢者のほとんどが使う「年金生活者ですからねぇ。」と言う言葉。あの接頭語は必要なんでしょうか?? 私はいつも疑問に感じます。
年明け早々から値上げラッシュが続いています。食品や生活雑貨、ガソリンや電気代など、毎日の生活に必要なものがことごとく値上げ…。確かに大変です。でも、それはみんな同じ。収入が多い人でも同じように支出は増えているはず。ただ、収入が少ない人の方が受ける影響は大きいということです。
では、年金生活者はおしなべて、収入が少ないのでしょうか? そんなことはありません。現役時代の働き方によって年金額は違ってきますので、潤沢な年金を安定して受給している層もあるのです。そんな人でも、街頭インタビューに答えるときは「年金生活者でしょ、だから大変なんですよぉ。」と言っているように感じます。
自分が働いて納めてきた分を貰っている感覚なのでしょうが、年金の財源は現役世代の保険料です。物価高に喘ぎながらも保険料を粛々と納める、現役世代の生活を慮ったりしないのかな?と思うわけです。
「物価高で毎日大変ですけど、自分なりに工夫しながら乗り切りたいと思っています。若い人たちはもっと大変でしょうからね。」
年長者として、そのくらいの懐の大きさを見せてほしいものです。 そうすれば、年金を巡る世代間のいがみ合いも無くなるのではないか、と、ニュースを見ながらちょっと思ったのでした。
物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談相手に巡り合うこと」
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