どんな家に住みたいか…。大きな分かれ道の一つは、独立した戸建てにするか共同住宅のマンションにするか、という点だと思います。
庭で家庭菜園がしたい人は戸建てを希望しますし、防犯性の高さからマンションが好きという人もいます。住みたいエリアによっては、供給される住宅の形式が偏っていることもありますから固執し過ぎはよくありませんが、おそらく、多くの人はどちらかを希望しながら家探しをはじめるのではないかと思います。
戸建ては、家の中も外も自分が管理責任者です。どのようにメンテナンスやリフォームを施していくか、自分の懐具合と相談しながら決定することができます。でも逆に言うと、面倒な管理は後回しになりがちで、劣化が急激に進む可能性もあったりします。
マンションは、家の中の空間だけが自分の持ち物であり、床・壁・天井などの躯体部分やバルコニー、玄関ドアや窓については居住者(所有者)全員の共有持ち物とされています。家の中の内装や設備機器は自由にメンテナンスやリフォームができますが、共有とされる部分については、個人の判断で形を変えたり新しいものに取り換えたりすることはできません。居住者(所有者)全員で結成された管理組合の決定により、長期的な管理計画を策定して長持ちさせなければならないのです。
中古住宅、特に戸建て住宅を見る時、築年数と劣化状況の確認は非常に重要です。同じ経過年数でも、必要に応じてメンテナンスやリフォームが施されてきた家は、古いなりにもスッキリしています。片付けや掃除も行き届き、売主さんが家を大切にしているのが良くわかります。マンションの場合も、室内の様子を見ればある程度は分かるのですが、マンション全体の様子は管理組合(管理会社)に問い合わせてみないと分かりません。マンションだからこそ、検討すべきポイントもありますからね。
立地、間取り、価格に大きな問題がなければ、買いたいという気持ちで前のめりになりがちですが、そんな時こそ、冷静に検討を深めるべきなのです。
とある家族の「マイホーム購入への道」をまとめました。どんなことに悩んでどんな決断をしたのか、参考になると思いますので是非読んでみてくださいね。
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