リフォームは楽しい!
家を建てて年数が経つと、当たり前ですが、家は古くなっていきます。古くなってくるとメンテナンスが必要になってきます。長持ちするように定期的に手を入れたり、壊れた部分があれば取り替えや修理が必要になることもあります。つまり、必要不可欠なリフォームですね。
でも、リフォームの動機はもっと違う所にあったりします。それは、住んでいて感じる小さな不便や物足りなさ、新しいものに対するあこがれなどです。
「ここがこうだったらいいのに…。」 「あの新しい設備を入れたら快適になりそう!」 「壁紙を一新して気分を変えたい!」 前向きな動機と完成後のイメージがそこにはあるのです。リフォームの目的は言ってみれば、「快適で安心な日々の暮らし」ではないかと思います。
「やるべきこと」と「やりたいこと」を融合させてこそ
でも、やりたいことばかりを優先させてしまうと、本当に快適な生活が手に入らないこともあります。予算配分を間違うと、やるべきことがおざなりになり、快適も安心も得られない中途半端なリフォームに終わってしまうこともあるのです。
ここで言う「やるべきこと」とは、ベースとなる安全性や快適性に寄与する耐震リフォームや省エネリフォームのことです。更に、リフォーム後も家自体が長持ちするように劣化改善も欠かせません。
新築時の状態に戻すことは不可能ですが、今現在、必要とされる性能に近づける努力は必要なのです。
中古住宅のリフォームを計画するなら
居住中の家をリフォームする場合と中古住宅を買ってリフォームする場合では、少し考え方が違ってきます。居住中の場合は、解決したい困りごとが既にあるわけなので目標が定めやすいものです。が、中古住宅の場合は、自分達の生活スタイルに合うように作り変えていく感じです。まだ住んだことがないので想像するしかありません。これは結構難しい…。しかも、箱の大きさは決まっているし予算にも限りがある。優先順位と取捨選択がより重要になってきます。
リフォームに関する情報や個人の感想など、ブログやYouTubeでいくらでも収集できる時代ですが、そのまま自分にも当てはまるかと言うと、そうでもないケースもありますよね。
メリットやデメリットは人それぞれ、ということも頭の片隅に置いて、自分にとっての最適解を見つけてほしいなと思います。