晩婚化とマイホーム購入
マイホーム購入の相談に来られる人の年代は、30代~40代が多い印象ですが、たまに、50代の方がいらっしゃることがあります。晩婚化の影響でお子さんもまだ小さく、これから教育費のピークを迎えることを考えると、家を買うのは慎重にならざるを得ません。十分な貯蓄があれば、ある程度の額を自己資金として投入し、住宅ローンの負担は極力抑えた方が無難です。
50代以降は住宅ローンの審査も厳しくなる
というのも、50代になると住宅ローンの審査も厳しくなる傾向にあるからです。定年までの残り年数を考えると、安定的な収入が継続するとは言い難いと見なされるのです。場合によっては、退職金の額や再雇用制度の有無、その場合の年収の推移など、事細かく資料の再提出を求められます。この関門を通過するのが難しいんですよね。
不動産業者のあからさまな対応
何故かと言うと、不動産業者はそのような手間のかかる客を相手にしたがらないからです。年齢と年収を早々に聞き出し、住宅ローンがいくらぐらいつきそうか値踏みするのです。要は、「内覧につきあったものの、この客はこの物件を買えそうな客なのか?」という思考で対応を変えるのです。
50代に突入した定年間近の客よりも、30代の現役世代、それも個人事業主よりもサラリーマン、もっと言えば公務員だったら最高!という自分勝手なふるいにかけて、嫌な態度をとったりします。
例えば、「もういいですかぁ?時間が無いんですよねぇ。まったく…」みたいな感じで時計をちらちら見てるとか、質問しても適当な返事しかしないとか…。電話ではあんなにハイテンションだったのに、「なんだ?この態度??不愉快だなぁ。」と感じたことがあるんです! と、うちに相談にきた買主さんが言ってましたよ!(^^)!
相談に来られた方がよく口にされるのは、不動産業者の態度はなんであんなに悪いのか?ということです。私もよく感じます。その言動に、自分勝手な感情が垣間見えるので、「一体この人は誰のために仕事してるんだろう??社会人として恥ずかしくないのかな??」と不思議に思うことばかりです。勿論いい人もいるんですけど、それは非常にまれなことなんですよ。残念なことに…。
先日、2年かけてマイホーム購入を成し遂げたお客様のところにお伺いし、インタビュー記事をまとめることができました。正直なところ、サポート期間は過去最長でしたが(笑)、お客様の笑顔に触れることができたので、一緒に頑張って良かったな~と思ったのでした!(^^)!