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【福岡発】家事は、家族みんなで取り組む生活そのもの。

家族が減って家事が楽になった

皆さんは、家事は得意ですか?

私は、掃除や洗濯は苦にならないのですが、こと食事に関することは、とにかく面倒に感じる性質。買い物も料理も後片付けも、食事をしなければ不要なのに…、と思ってしまう極端なところがあります💦

でも、夫婦二人住まいになって、家事の負担は激減しました。やっぱり、家族が多いと家事の負担は大きくなりますよね。大学進学と共に子供たちも順番に自立し、残った大人二人の生活は、どちらがどちらの面倒を見る訳でもなく、それぞれが自立した時間を過ごしています。

「家事分担」というような大げさなものではありませんが、「得意な方がやる」というルールで、凸凹を補いながら毎日暮らしている感覚です。

性別による役割分担はナンセンス

家事は生活そのものですよね。毎日同じことの繰り返しで終わりがない。これを仕事と捉えると、夫婦間で、どっちの負担が大きいとか時間を取られてるとか、喧嘩の元になりかねません。でもこれが、生活そのものだと思えば、お互いに淡々とこなすしかないですよね。小さい子供は戦力外、ならば大人二人で補い合うしかありません。

昭和の時代は、夫婦で役割分担をして生活を回していました。お父さんは現金収入を得るために仕事に専念し、お母さんは在宅で家事育児を一手に引き受けるスタイルです。今思えば、なぜ性別による役割分担だったのか?? やってみればどちらもできる、というか、どちらもできるのが普通。だって、人間はそれぞれが自立してるんですから、自己完結の術を持ってるはずですもんね。

お手伝いは躾の一環

小さな子供もだんだん成長してくると、お手伝い要員として頼りになる存在になってきます。お手伝いをさせるのは、その子の将来のためでもありますので、家事を仕込むつもりで大いにお手伝いを任せてやってください。

そうすることで、大人も小さなゆとりを手に入れることができます。子どもたちにとっても、家族がお互いを頼りにしている一体感や、自分が必要とされている自己肯定感を味わうきっかけになるのではないかと思います。

家族は一番小さな社会の単位。そして、家庭を整えるのは生活の基本ですよね。毎日の暮らしの中で、それを次の世代にも伝えていく責任が、私たち大人にはあるのではないかと思います。

 

因みに、私が、まだ小学生だった息子たちに課していたお手伝いは、お米研ぎとお風呂の掃除、洗濯ものを取り込んでたたむこと。私が末っ子の保育園とスーパーを経由して仕事から帰ってくる前に、完了させておくのがルールでした。当時の経験が役に立ったのか、今では息子たちもいいお父さんになってます!(^^)!

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