ワンストップ申請がやっとこさ出来るように…
住宅省エネ2024キャンペーンのワンストップ申請が、3ヶ月遅れでやっとスタートしました。当初の予定では、子育てエコホームや先進的窓リノベの個別申請と同時にスタートする予定だったのですが、子育てエコホームのシステムが上手く連動しなかったようで、ワンストップ申請だけが足止めを食らったという感じです。
3/29に申請受付がスタートするはずだったのに、実際にスタートしたのは6/28、実に3ヶ月も遅れて、やっとスタートしたのでした。
リフォーム工事は原則、工事完了後に申請という扱い
リフォーム工事に関しては、昨年の閣議決定後、対象となる工事について請負契約を交わし、工事完了後に補助金申請するというスタイルです。予算ありきの補助金制度なので、できるだけ早く交付決定を勝ち取りたい!私たち元請け業者にはその責任がありますし、お客様にとってもそれは同じだと思います。
なのに!いきなりのシステムトラブルで予定通りにワンストップ申請ができない。しかも、いつオープンするのか案内もない、その状態で3ヶ月待たされたわけですから、業界内の不安は募る一方でした。
私たちも、春先に工事完了した案件がありましたので、お客様に事情をお話しし、時間がかかることについてご理解いただきました。
そして6/28にやっとワンストップ申請がスタート、7/5に申請しましたが、未だに審査中になっています。
かたや先進的窓リノベは…
もう一件、5月に工事完了した案件があったのですが、こちらは全て先進的窓リノベに該当する工事だったので、ワンストップ申請を待たずに個別申請することができました。
6/5に申請完了したのですが、6/19には交付決定、7/17に交付確定、7/31に補助金交付(予定)というスケジュール感でした。
交付申請から交付決定まで約2週間。過去の補助金制度に比べると、かなり早い印象です。それに比べると、ワンストップ申請した方は2週間を過ぎても未だ音沙汰無し。おそらく、待ちの状態だった案件が、ワンストップ申請窓口に殺到してるんだと思います。今のところ、予算に対する申請額の割合は、子育てエコホームが26%、先進的窓リノベが20%ですから、まだ大丈夫だとは思いますが、もしかしたら、山積みの申請案件を処理しきれてないのに予算切れになる、なんてことが起きるかもしれません。
子育てエコホームの前身である、昨年のこどもエコすまい補助金は、予算額は違うものの9/28で予算上限に到達していましたので…。
省エネは社会全体の課題
省エネの必要性に気付き、早めに情報を入手して決断できた人は、この猛暑の中でも省エネ効果を実感することができたのではないかと思います。これから冬に向け、遅ればせながら省エネリフォームを計画する人は、工事完了後の交付申請が間に合うのか、心配が尽きない状況になるかもしれません。
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