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【福岡発】緊縛強盗と悪徳リフォーム業者の関係??

ピンポイントで発生する緊縛強盗、何故??

物騒な事件が世間を騒がせています。短期間のうちに広範囲で、同じような手口の緊縛強盗が多発しているのです。

被害は高齢者が住む一戸建住宅に集中しています。被害者のことを思えば大変お気の毒なのですが、なぜそこだったのか?が気になるところです。

一般論を言えば、抵抗する力が弱いので高齢者が狙われ易い、というのは分かります。ただ彼らにしてみれば、そこに目的物がなければ意味がないわけなので、金回りの良い家に当たりをつけて侵入しているはずです。

 

ではどうやって、彼らはその家の資産状況等に関する情報を手に入れたのか?どうやら、闇名簿なるものが存在してるようなのです。

リフォームは訪問販売で買うべきではない

今回被害にあった家の一つに、過去に、屋根のリフォーム工事で800万支払った家があったとか…。確かに、屋根のリフォームが必要な場合もありますが、800万もかかるリフォームってどんな工事なん‼️と、テレビに向かって思わず叫んでしまいました。


訪問営業のリフォーム業者に、そんな大きな工事を依頼するなんて…。よっぽど人当たりの良い営業マンだったのか、それとも、このままだと家がダメになってしまいますよと脅されたのか、いずれにしても、まともな商売を営んでいる会社ではなさそうです。


このような詐欺まがいのトラブルは今に始まったことではありません。昔から、消費者センターにはたくさんの相談が寄せられていました。そもそも大事な家のリフォームを、突然やってきた訪問販売の会社に委ねるなんてあり得ない、と私は思うのですが、まんまと騙されただけならまだしも、今は、その履歴が闇名簿として裏社会で重宝されてるって言うんですから恐ろしい…。

家の間取りも持ち物の様子も、更には資産状況を含んだ情報さえも抜き取られ、次のターゲット候補として狙われている可能性があるらしいのです。

リフォームするなら自発的に動くべき

今回逮捕された容疑者の一人は、福岡の悪徳リフォーム業者に勤務していたことがあるそうです。その会社は、特定商取引法違反の疑いで2023年に家宅捜索されたことがあるらしく、警察が今回の事件との関連性を調べています。


リフォーム工事は元来、請負契約に基づいて行うものでしたが、訪問販売化した現在は、特定商取引法の縛りも受けるのです。それでも、悪徳リフォーム業者は詐欺まがいの手口で高齢者を騙し、法外な値段で契約を迫り、適当な工事で莫大な利益を得ています。


哀しいかな、世の中には悪い人が沢山います。リフォームするなら自発的に適任者を探すべきです。専門知識や工事の腕はもちろんですが、その前に、信頼に値する人なのかどうか、そこを見極めることの方が大切なのです。


信頼に値する人は、妙に馴れ馴れしいこともありませんし、不安を煽るような言動をとることもありませんよ。

あなたの不安と要望に耳を傾け、プロとして、家を快適にする仕事をするだけなんですから。

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