② 不動産情報とは?

 いざ物件探し!ワクワク・ドキドキしながら楽しみたいですよね。

物件情報はどこで手に入れる?

新聞折り込みやポスティングされるチラシは、もっとも身近な情報源。地域を絞って告知する手法なので、他の媒体では未公開の「近場」かつ「鮮度の高い」情報も多々あります。

書店やコンビニエンスストアなどで無料配布している不動産情報誌は、比較的広域の物件情報を掲載しています。探し始めたばかりでとにかく情報を集めたい人、地域を絞り込んでいない人には好適です。

インターネットが利用できる人には不動産専用のポータルサイトもおすすめです。自分の条件に合わせて絞り込み検索できるので便利。不動産のお役立ち情報も豊富に掲載されています。

 

情報掲載の広告には厳しいルールがあります。

毎日、個性豊かな物件が多数出回る不動産市場。余程の目利きでない限り、ついつい目移りしてしまいます。消費者保護の観点から「誤りや誇大表現」に関しては厳しく法規制されていますが、必要な情報が全て載っているかというとそうでもない。「ウソはなくてもすべてが開示されているとは限らない」という認識を持っておきましょう。

おとり広告に関して言えば、「うっかり掲載を継続してしまっただけ」という言い訳の元、市場に少なからず存在しているのが現状です。 

(広告規制の一例)

  • 大げさなキャッチコピーの禁止(最高級、格安、特選などといった表現の禁止)
  • おとり広告の禁止(存在しない物件の広告や、成約済み物件を掲載し続けることの禁止)
  • 二重価格表示の禁止(二つの価格を同時に表示し条件付けすることの禁止)
  • 不当な比較広告の禁止(競合物件より優良、有利であるかのように誤認させる広告の禁止)

情報ではなく単なる広告かも?接触するのは危険

ここで重要なのは「思い付きで情報源(広告主の不動産業者)に接触しない」ということ。魅力的な物件を誰よりも先に押さえたい!開示されていない情報を確認したい!お気持ちは良く分かりますが、そこはぐっとガマンなのです。その業者が、あなたの味方になってくれるかは未知数です。単に手元にある物件を売りたいだけかもしれませんよね?

「売らんかな」の不動産業者に圧倒されて、なんとなく買っちゃったなんてことを避けるためにも、まずは動き出す前に、たくさんの物件情報(実際には広告)に触れながら、ぼんやりとしたマイホームのイメージを具体的にしていくことが最優先です。