要望整理で自分の想いを顕在化…自分にぴったりなマイホームがやってきた!
福岡市近郊S様【不動産仲介(中古戸建)、リフォーム】
転勤を伴う仕事に従事するSさんは、社宅を点々とする中、野菜作りに目覚めます。自分の思い通りの野菜作りをマイホームで叶えたい! 要望のど真ん中に「日当たりのいい庭」を据え、郊外の中古住宅を一緒に探しました。マイホーム購入の動機は、現状の改善ではなく夢の実現だったのです。
写真:S様(今回はzoomによるインタビューとなりました。)
本日は、お忙しいところインタビューの時間を取っていただき誠にありがとうございます。今回のマイホーム購入を振り返りながら、いくつか質問をさせていただきます。その時々で感じたことなど何でも率直にお話しください。
① はじめて「いえあーる」の存在を知ったきっかけは?
コロナで世の中が混乱する中、家探しをどう進めればいいのかわからず、情報収集のつもりでネット検索をしていて「いえあーる」さんのホームページに出会いました。コラムをあれこれ読んでみると、今まで抱いていた不動産屋のイメージとは随分異なり、一般人向けにいろんな切り口で書かれているなぁと思いました。頻繁に更新されていて興味が湧いたのを覚えています。
その頃、妻は仕事の関係で県外に住んでいたのですが、「いえあーる」さんのホームページを共有すると、物件広告が全くない消費者寄りのホームページに、私と同じく親近感を覚えたようでした。
② 問合せのお電話をいただきましたね。質問してみようと思った理由は?
ホームページを読むだけでは理解できないこともあり、直接質問してみたいと思いました。それまでは不動産業界全体のイメージが何となく悪くて、自分から接触してみたことはなかったのですが、今回は直接お話しを聞きたいという気持ちが強くなり、思い切ってかけてみたという感じです。
③ その後、お住まい相談室のご予約を経て事務所にお越しいただきました。行ってみようと思ったのは何故ですか?
電話で質問に答えてくれた時もそうでしたが、メールでのやり取りに違和感がなかったんです。これは、もっと詳しく教えてもらった方がいいんじゃないか?と思うようになりました。
④ 相性の良さを感じ取っていただけたようで…ありがとうございます!(^^)! お住まい相談室では、不動産取引の仕組みや住宅ローンのことなど、いろいろなお話しをしましたね。疑問は解消できましたか?
はい。屋敷さんの話を聞いていると、如何に自分が知識不足かということが分かりました。こんな状態で家を探すなんてダメだ!と強く感じました。広告に掲載された代金を支払えば、普通の買い物と同じように買えると思っていたんです。仲介手数料や登記費用など、諸費用が別途必要だということを初めて知りました。また、物件の見極め方やリフォームのことなど、プロのサポートがないととても自分だけでは先に進めないと感じました。
⑤ そうでしたね。今思えば、「目からうろこ」「寝耳に水」という表情をされてましたよ(笑)
お話の中で、仮審査をすることがマイホーム購入の第一歩になるんですよとお伝えしましたが、なるほどと感じられましたか?
はい、予算の上限を知ることは大切なことだと思いました。でも、仮審査なんて物件が決まらないと受けられないものだと思ってたんです。しかも銀行の窓口でしかできないと思ってました。「いえあーる」さんが仮審査の窓口になってくれたお蔭で予算の上限を早めに知ることができ、その後も、無駄のない的確な物件検索ができたと思います。
⑥ 仮審査の準備と同時に専任媒介契約を締結しました。先に媒介の契約を交わすことに不安はありませんでしたか?
確かに不安はありました。契約と言われると身構えてしまいます。でも、自分一人でうまく行くとは到底思えなかったので、頼むしかない!と思いました。それ以上に、対面で話した感じや知識の豊富さに信頼感が増したのも事実です。何でも相談できる相手を得られるなら、これから先も安心だと思い、専任媒介契約を交わすことにしました。
奥様は遠方にお住まいでしたから、やきもきされていたのでは??
いえいえ、ホームページを読んだだけで他社とは全然違うと思っていましたし、経過は電話やメールで逐一共有していたので安心して任せることができましたよ。
普通の不動産会社だったら売りたい家があるわけなので、それを押し付けられてしまわないか心配になりますが、「いえあーる」さんにはそれがないので私たちの希望を第一に考えてくれると思いました。
⑦ ありがとうございます! 他者との違いを感じ取っていただけたようで嬉しい限りです!(^^)!
仮審査の結果を待つ間、要望の洗い出しと優先順位を整理する方法をメールでお伝えしました。親子で楽しく相談された様子が、返信メールの文面からも読み取れました。やってみて如何でしたか?難しかったですか?
結構楽しかったです。漠然と要望を羅列したことは今までもありましたが、同心円のどこに配置すべき要望なのか、客観的に考えることができました。一般論や思い込みを排除し自分に向き合う時間が持てたように感じます。マイホーム購入の真の目的のために、外せない要望と外しても良さそうな要望を整理することができました。
ただ、要望に対する家族間の温度差を感じることもあり、まとめていくのは大変だなと思いました。
そうですね、100%要望に叶う物件というのはなかなか無いものです。だからこそ、要望に優先順位をつけて準備することが大切なのです。ここを怠ると、大事なことを忘れて目の前の物件に飛びついたり、固定観念に縛られ過ぎて候補物件を見逃してしまうこともありますからね。
ホントにそうだなと思います。自分も最初の頃は「通勤に負担がかかってはダメだ!」と思い込んでいたのですが、「家を買ってどんな生活をしたいんだ??どんなところに住みたいんだ??」と自問自答するうちに、もっと外せないポイントがあることに気づけたので良かったです。
⑧ 仮審査の結果、予算の上限を知ることができました。今まで漠然と見ていた物件も、買おうと思えば買えることがわかったわけですね。より具体的な考察ができるようになったのでは?
そうですね。今までは良さそうな物件を見つけても、自分が買えるのかどうか分からない状態でしたから先に進めなかったわけですが、住宅ローンの借入可能額がわかったので落ち着いて考察できるようになりました。
候補物件の比較表を作ってもらったので、自分の要望と照らし合わせて考察を深めることができました。どの物件も一長一短あるので、なかなか一つに絞り込むのは難しいなと思いました。
⑨ 机上の検討に加え、自分で現地に行ってみて五感で感じることも大切だとお伝えしましたね。実際に現地に行ってみて、どんなことを感じましたか?
物件情報に記載されたものだけではホントにわからないなと思いました。実際に駅までの距離を歩いてみると坂が思った以上にきつかったり、周辺環境が雑多な感じで好ましくなかったり…。
ただ、普段は行かないようなところにまで足を伸ばすことができ、それはそれで面白かったです。家を買ったらその環境で暮らすんだ、というイメージを掴む助けにもなりました。
⑩ 建物はリフォームで何とかなりますが、住む環境だけは自分の力ではどうすることもできません。だからこそ、先にしっかり確認することが大事なんですね。
中古住宅購入の場合、リフォーム費用がどのくらいかかるかで総予算も大きく変わってきます。そこで具体的な物件を示しながら、築年数によって必要なリフォームが変わってくるというお話をしました。如何でしたか?
築年数による劣化を改善するためにはそれ相応のリフォーム費用が必要だということがわかりました。古い物件は耐震補強も含めた大改装が必要になりますので、自分としては、築浅物件でリフォームは最小限に抑えたいと感じました。ただ、規模や構造、築年数など、それぞれの物件が持つ状況はみんな違うので単純に比較することは難しいです。
気になる物件が出てきたら、リフォームの必要性と総予算を睨みながら、検討する必要があるんだなと思いました。先にイメージさせてもらったので安心できました。
⑪ この時期、住宅ローンの比較検討も平行して進めましたね。そんな中、築浅の中古住宅が目に留まり、考察・現地確認を経て内覧の運びとなりました。内覧する場合は同日に2~3件を回って比較する方がいいのですが、あいにく他の物件は現地確認で却下され適当なものがありません。しかたなく、いよいよ内覧の申込をしようとしたタイミングで、今回購入された中古住宅が市場に出てきました。このタイミングといい、運命的な出会いだと思いませんでしたか?
はい、もう、ホントに劇的だと思います。後悔はしたくなかったので、ギリギリまでネットの情報はチェックしていました。エリアも家の雰囲気も自分好み、庭も申し分ない広さがあります。しかも他物件の現地確認で近隣の様子もチェック済みです。すぐに内覧の希望を屋敷さんに伝えました。
そうでしたね!メールで物件情報を送ってもらうと正に探していた物件そのもので、家の状態も良さそうです。要望の整理ができていたからこそ「これだ!」と迷わず思えたのでしょう。私も、Sさんにぴったりだと思いましたよ!(^^)!
⑫ さて、実際に内覧を経験していかがでしたか? 事前考察も現地確認も問題なしだった二つの物件を前に、内覧の結果で購入を決断する場面です。売主さんの期待もありますし、緊張しませんでしたか?
大きな分岐点だと感じていました。見落としがないようにと気が張っていましたが、物件に関することは屋敷さんご夫妻にお任せできるので、生活をイメージしながら落ち着いて見ることができたと思います。家に対する売主さんの想いも伝わってきて、より良いものに感じました。
⑬ 帰り道の反省会で感想を整理し、買付証明書を先方に提出することになりました。迷いはありませんでしたか?何が決断を後押ししたのでしょうか?
物件検索で初めて目にした時から、物件の特徴も近隣の様子も、自分の要望に合っていると感じていました。自分の感覚が間違ってないことを内覧で確認し、ここで生活したいと更に強く思いました。
家の状態に関しても、屋敷(勝)さんが細かく説明してくれたので安心でした。
やはり、思い付きではなくきちんと段階を経てここまで来たんだという自信が、自分の決断を後押ししてくれたのではないかと思います。
その場で奥さんにも電話されてましたね。どんなお話しでしたか?
私も、物件情報やストリートビューで事前確認はしていたので、内覧の様子を聞いて安心しました。先に進むという決断に異論はなかったです。
⑭ 不動産の売買契約に関する手続きと平行して、リフォーム工事の打合せも進めましたね。リフォーム工事に関しては他社に依頼する選択肢もあったわけですが、仲介と併せて弊社にご依頼いただきました。理由をお聞かせください。
他社に頼むという選択肢はそもそも自分の中には無かったです。仲介サポートの過程で信頼感が増しましたし、建築の知識や経験も豊富な「いえあーる」さんに任せるのが一番だと思いました。何といっても内覧に同行してもらっているので話が早いです。リフォーム費用を含めた資金計画が必要なので、そのままお願いすることにしました。
⑮ 嬉しいお言葉、ありがとうございます!(^^)! 不動産と建築をワンストップで…という私たちのスタイルが役立ったようで良かったです。
物件の比較検討の際もそうでしたが、リフォームの様子も毎日のようにメールで報告を差し上げましたね。メールでのやり取りは如何でしたか?
全体的にストレスなくやり取りできたと思います。質問にもすぐ返事をくれましたし、説明もわかりやすかったです。また、工事中の写真を見るのが毎日楽しくて、完成が待ち遠しかったです!(^^)!
⑯ それは良かった…わくわくするのは良いことです(笑)
さて、引渡しから2か月程経ちました。マイホーム購入という今回の大事業を振り返ってご感想は?
利便性重視だった自分が、郊外に住み、庭で野菜を育てるなんて、想像もしていませんでした。何のためにマイホーム購入を成し遂げようとしているのか…立ち止まって考えることができたのは有難かったです。あのまま訳も分からず家探しを続けていたら、便利だけど騒々しい…自分に合わない環境でストレスを抱えていたかもしれません。
ホームページに書いてあることはどれもこれも本当でした。自分の直感を信じて電話で相談してみて本当に良かったです。
⑰ ありがとうございます。お役に立てたようで安心しました。
最後に、これからマイホーム購入に臨む後輩買主さんたちに贈る言葉をお願いします。
自戒を込めて、まずは勉強してから動かないとダメだなと思います。でも、知識を得るにしても誰に相談すればいいのか分からないですよね。巷にあふれる不動産屋は物件の広告ばかり…どうしてもフラットな感じがしません。あっちの都合でいいようにされるのではないか…という不安が募ります。そんな時、自分は運よく「いえあーる」さんに出会うことができました。
安全な不動産取引のためにはプロの味方が必要だと思います。自分の味方になってくれる公正で信頼できる人をまずは探すことです。そして、思い切って質問してみること。そうすれば、自分の味方になってくれそうか、相性を見て判断することができると思いますので。
それから、マイホーム購入の目的をしっかりさせることも重要だと思います。買うことが目的ではないのですから、その先の生活に焦点を合わせるべきでしょう。頑張ってください!
率直なご意見、ありがとうございます。私たちにとっても、活動を振り返るいい機会となりました。長時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。
\ひとこと感謝/
振り返ればとんとん拍子で駆け抜けたマイホーム購入でしたね。鳥のさえずりや四季の移ろいを感じながら、ゆったりと畑仕事を楽しんで下さい。
「目指せ、おじいちゃんの家!」 家族の拠り所として慈しむことで愛着も湧いてきます。メンテナンスの際は是非ご相談下さいね!(^^)!